試験の無い資格、規制緩和と資格、・・・をしゃべる

試験の無い資格。試験を受けずに取得できる資格があります。受験勉強が不要な分気軽な気がしますが、中には実務経験など逆に資格取得のための条件が厳しい場合もあります。だれでも、簡単に取れる資格だと、取得する意味が薄いでしょうし、試験がないからと言って、諸手では喜べないですね。
次は、規制緩和と資格。時代によって資格の内容が変わっていくことがあります。例えば有資格者でなければできなかった独占業務が規制緩和により、ほかの資格者や資格がなくてもできるようになったりすることもあります。資格者にとっては競争が激しくなるわけですからウカウカできないですね。
それから、安全管理者。「安全管理者」は、「労働安全衛生法」「労働安全衛生規則」などに基づく資格です。安全管理者は、事業者によって選任され、安全衛生業務のうち、安全に係る技術的事項を管理します。似た名前の資格に「安全管理士」がありますが、こちらは「労働災害防止団体法」などに基づく国家資格です。また、「安全担当者」は「船員労働安全衛生規則」などに基づく資格です。
さらに、医療用具等の外国製造承認の国内管理人。「医療用具等の外国製造承認の国内管理人」は厚生労働省関係の国家資格です。医療用具に関する資格には「医療用具等の外国製造承認の国内管理人」のほか、「医療用具等の製造（輸入販売）の責任技術者」「医療用具の修理業の責任技術者」「医療用具販売（賃貸）管理者」などがあります。なんとも長い資格の名称ですね。
最後に、衛生管理士。「衛生管理士」は「労働災害防止団体法」などに基づく国家資格です。労働安全コンサルタントの受験資格の一つにもなっています。安全管理士や衛生管理士は、災害や疾病のない快適な職場づくりのための仕事を行います。例えば、工場、事業場などの安全衛生診断を行ったり、研修会での指導や講演、相談、職長などの教育などを行います。

お役立ちページ紹介コーナー・・・障害者採用